2016年09月
2016年09月26日
台風16号の中。
9月の第3火曜日、水曜日を使い先週に続き北アルプスに行ってきました。しかし、先週は、大雨でしたが、今回も、台風16号がドンピシャで向かってます。
新宿バスタから、上高地行きの夜行バスにのりますが、ガラガラです。5人しか乗っていません。シルバーウィークの合間ですが、この天気では、仕方ないですね。
今回は北穂高岳を目指します。
山頂の小屋泊です。
空いていたバスでいつもよりは寝れたかな?
上高地もこんな感じ、まだ雨は激しくないですが、山が見えませんね。
涸沢の途中のSガレです、かなり崩れていました、ここ最近の雨で至る所で崩れたり、鉄砲水も出たそうです。
この天気だと、暑いのか、寒いのか?
とりあえず、涸沢ヒュッテでおでんをいただきます。
ここからが本番ですね。
だんだん雨、風が強くなってきました、台風の直撃を受け前に小屋につけると良いですが。
ナナカマドが少し色付いています。
こんな風景も、写真に撮る余裕がありません。
岩もハシゴも濡れて嫌なかんじ。
ゴロゴロ言ってます。
雷です。
山の上で聞くのは、初めて。
ヤバイ
奥穂高に落ちた。
急がなと、逃げ場はありません。
だんだん寒くなってきました。
何とか小屋に着きました。
台風対策で看板も中に避難しています。
ビショビショです。
そんな時に、小屋の女性スタッフさんの優しい対応が、天使の様です。
昨年もきましたが、やはり、笑顔のステキな看板娘?古い〜 いました。
美女率が高い!
頑張った甲斐があります。
コーヒーと
ストーブで温まります。
小屋に居たのは、ベテランさんご夫婦と、福岡から来た青年1人だけでした。
ここは、混む時は140人の人で溢れているので、ラッキー!
台風ですもの。こんな時この小屋に入る人はどんな?
表にも出れないし、する事ありません。
昨年も、福岡から来た2人と一緒になりましたが、今回もそうですが、明るく、人当たりが良い素敵な方!福岡の人はみんなそうなの?
福岡からの青年とは、下でも会ったので長らく話していると、若いのに、かなりアウトドアに精通してるかんじ、道具の事とか色々聞けて楽しい。
11月に白馬の山岳レース (2日で100キロ走る )出るそうです。
スゲー。
ベテランさんも、会話の途中に情報をくれるし、動きが軽やか、只者ではないオーラ。
一段と雨風が強くなった
その時彼らは現れました。
カナダとシンガポールから来た3人組、ビショビショのままで何やら相談しています。
泊まらないの?15時になるけど、
とりあえず、レインウエアを脱いだので、ストーブの前に招きます。
1人は、日本語が話せるので、何相談してるか聞いてみたら、"大キレットにこれから行く"
今台風の中ですが。
トコロで何処から来たの?
"岳沢"
8時間で、しかもテント装備して。
ファンタスティック
詳しい方なら分かると思います、雷、台風の中にこのルートを8時間で来るのは、
しかも、このまま大キレットまで行こうか悩んでる。
ミラクル
この風では、テント飛びます!
ここは標高3000メートルですよ。
どうしても大キレット行きたいそうです、しかも明日は東京に帰る?
1泊2日で、
クレージー
散々話して、今日は小屋に泊まる事に、
でも、明日は大キレット行くそうです。
彼らなら行けると思います。
夜中には、風が止み、月がでてきました。明日は少し回復しそうです。
雨は上がりました。
北アルプス涸沢岳への稜線です。白のマークがみえます。
福岡からの青年はこちら側に、華麗なムーブで消えていきました。
私も行きたい気持ちもありますが、ビビってしまい、途中で引き返します。
本物ですね、初心者(小心)には無理です。
しかし、いつかはトライします。
来た道を戻ります。
相変わらず雨が上がりません。
来週には、紅葉見頃ですね。
上高地に近くなり、晴れ間がでてきました。
なんとか、不完全燃焼で、バスターミナルに6時間かけて降りてきました。
そこで、ビックリ
ベテランさん夫婦が、岳沢を回って降りていました。(昨日の3人が来た反対ルート) 私が先にでたはず?
ファンタスティック
凄すぎ。6時間かかってない。
今回の山は、いい経験になりました。
台風の時に山にいる人はやはり只者ではない。良い出会いでした。
私も経験重ねてリベンジします!
山の天使に会いにいきます〜。
帰りのバスで。
2016年09月14日
秋雨前線のなか。
北アルプスの西穂高岳に行ってきました。
今回は、マコさんの同級生(清水さん)と2人で登ってきました。
いつも一人か、マコさんとしか登った事がないのと、清水さんがフルマラソンや、ロードバイク等をこなすかなりのアスリート(山登りは最近始めた)な方なので、ついてイケる?不安でドキドキしてました。
本当は8月に行く予定が、台風上陸で延期して、今回になりましたが、秋雨前線!
ついてませんね、でも、山の天気は分からないものです。晴れろー、の思いでスタートしました。
夜行バスで、5時過ぎに上高地に着きます。残念ですが、大雨
まだ薄暗い中、川の様になった山道を登り始めます。
清水さん、この日の為に揃えた登山アイテム完全防備で臨みます。
しかし、川の中を歩いて様なもの、だんだん汗も大量になり、二人とビショビショ
私もこれだけの雨の中歩いたのは記憶にありませんが、登るしかありません。
何故登る?
余りの雨で、防水してないカメラでは、写真もたいして撮れません、オマケに清水さんのアイホンも調子悪くなってしまい
こんな時も新しいアイホン7なら...
2時間30分弱かけて西穂山荘へ、到着。
この状況にしては、かなり早いペースと思います。流石!
いつも人気で混み合ってる山荘もひと気がありません。
これから、雨が止むとの情報ですが、ここで余り時間を潰しては、帰りのバスに間に合わなくなるし、だんだん身体が冷えてガタガタしてきます。
稜線に出ると冷たい風が吹き付けるのと、岩が滑って不安定、
とりあえず独標まで行き様子見ることにします。
流石!清水さんガンガン行きます、北アルプスが始めてには見えませ。山荘で生ビール注入して気合い入ってます。
きっと岩場好きなのですね〜
しかし此処までですね、初心者2人には、この状況では無理しない方が
独標から山荘に引き返します。
雨は止まないし、身体が冷えてきました。
名物のラーメン食べて暖まります。
醤油と味噌、清水さんは本日2杯目のビール!
タフですね。
流石、人気がある山荘のスタッフさん、
感じが良い
清水さんも外交的な方ので、良い感じのコミニケーション。
私も見習わないと
お腹も満たされたので、1時間歩いてから、下りはロープウェイで新穂高温泉側におります。
雲はありますが、雨はあがりました。
もう少し早ければ、
今年は、ピークを踏めませんね。
平湯温泉のバスターミナルで温泉(鉄分が多い感じのお湯、軽いですが、暖まります。)に入り新宿行きに乗ります。
ターミナルの売店の、働いてるお母さんたちが楽しそうに喋ってます。
楽しく働いています。
見習わないと。
帰りのバスのなかでの読書です。
3人の作家さんがそれぞれ面白い、
何故走る?
高速から見える田んぼの稲刈りが進んでいます、秋ですね。
2016年09月09日
2016年09月08日
何故登る?
一年ぶりの秩父の二子山に行ってきました。
下北沢から、登山口に、もよりのバス停の坂本まで、乗り継ぎの時間含めて4時間以上かかります。
坂本バス停は、6月に両神山の時に使ったので、この時間も、本を読んだりで、何とか楽しんでいます。
良い天気。秩父駅。
右奥に温泉施設を建てています。
来年春に完成予定です、楽しみ。
西と東の分岐です。
一年前は秋でした、今回はまだ緑が元気で、違う印象です。
連日の雨で、土がぬかるみ滑ります、
岩場が滑るか心配です。
ここを上がります。ピンクのリボンが見えます。
東岳が見えます。
今回は、今登ってる西岳をピストンします。
このルートを降りるのは、始めて。
下りは、怖かった。
回りに木があるからまだ安心だけど、いつもと違う疲れ方でした。
では、何で登るの?
雑誌の東村アキコさんのコラムです。
細かくて読めませんね、すいません。
人生=山登り
みたいな感じです。
夢枕獏さんの『神々の山嶺』でも、
同じような表現してたとおもいました。
(壮絶ですが)
カッコイイですね。
私はそんなつもりも、レベルまで行ってませんが、深いナ〜〜と感じております。
来週もまたいきます^_^